現代風、音楽の楽しみ方とは

現代風、音楽の楽しみ方とは

世界のCD売上と日本のCD売上

売れなくなっていると言われている割に

CDが売れなくなってきている、この事実は誰が見ても明らかだ。それこそ90年代を青春していた人々にとって売上がミリオンに到達していないというのは、ある意味衝撃的だったのではないか。メディアでも連日報道され、毎年明らかになる売上不振による経営難が伝えられているほどに、レコード会社にとって今は苦しい状況に陥っている。だがここで少し気になる情報を見つけたので少し見てみると、世界的にCDの売上は減少傾向にある。それこそiTunesの台頭により市場は音楽配信を優先する人々に後追されて情報技術とともに音楽の楽しみ方もクラシックなスタイルへと変化していった。そういう意味ではアメリカが一番の被害者なのかもしれない、世界的に見ても音楽の消費市場が最大でもある音楽国としてもiTunesはその名を欲しいままにする。

その後満を持して日本へ到来、レコード会社の思惑など蹂躙して音楽配信という新しい楽しみ方こそこれからの主流だと高らかに宣言するのだった。こうしてみると日本は一方的な被害者のように見えて、ある意味同情を得られそうな構図になっている。勘ぐり過ぎかもしれないが、これももしかしたら狙いだったのかもしれない。少しでもCDセールスを伸ばすためにもレコード会社も一度傾いた消費者の傾倒を元に戻そうと躍起になっていたのかもしれないが、その実態としては日本のCD売上は世界的に見てもまともなくらい売れているという事実が実はあるのです。

この中で誰が一番の被害者かといえばむしろアメリカで、自国の産業によって時刻の中でも主流の市場が圧縮されてしまうという状況に陥ってしまっているのだから、やるせないところだ。それと比べたら、日本のCD売上はかつての隆盛には及ばなくてもまだ市場としてまともに機能しているといえるのです。

話題の音楽

燦々たる状況のアメリカ

とりわけアメリカが酷い、言葉を色々ピックアップしてもこれくらいしか出てこないほどに酷すぎる状況なのだ。2000年代頃までかつては様々な洋楽CDが発売されて、全世界で何千万枚というスケールのでかい話をぶちかましていた音楽産業も、音楽配信という技術が展開されていったことでその神話がガラス細工のように木っ端微塵と砕け散ってしまった。今では世界的セールスを記録していた一流のロックミュージシャンたちはCDを発売してもメジャーレーベルではないインディーズへと移行し、基本的にHIP-HOPやR&Bなどの音楽CDが主流になっているという。

ここまで落ちぶれたかと言いたくなりますが、それくらい音楽配信によって受けた傷はでかすぎたということだ。これこそ同情を禁じ得ないところだ、何せCD販売店として有名なタワーレコードでも、アメリカで展開していた販売店は軒並み売上減となり、全米で計90店舗も存在していたがいずれも閉店へと追い込まれてしまい、経営元の企業は破産宣告をするという最悪な結末を辿ってしまったのです。いずれ日本の販売店も同様の末路を辿る店舗が続出すると言われている、そうなるといずれ身近だったCD店が無くなってしまうという。正直言って考えられない状況だ、いつでもそこにあるといった気軽さこそ無くても何となく立ち寄っては暇つぶしの時間に最適なCDショップが無くなってしまったら、なんて想像もつかない。ですがゆくゆくはアメリカみたいになると言われている辺り、冗談として受け取れないくらいには誰もが危機感として持っているところかもしれない。

そういう意味では

こういう意味ではCDの売上を獲得するために特典をつけての売上アップは有効的と判断されてもしょうがないかもしれない。ただ音楽というものについて考えた時、特典とはあくまで音楽を盛り上げるための付加価値で無くてはならないのだが、最近の事例を見ると音楽と特典のあり方が逆転してしまっている。これはこれでよろしくない状況だ、何しろとあるミリオンセールス達成、などと宣伝しているアイドルグループのCDが中古店では店頭で特典無しとして見るも悲しくなるような大量の不良在庫が展開されているという。

レコード会社にすれば一度売ってしまえば後はどうなろうと知ったことではないという立ち位置なのも、些か問題視するべきだ。何しろ引き取る側としては二度と捌けることなく抱え続ける資本として抱えなければならないのだから、全く安堵できない。店舗としてのCDを返品することはできるが、書籍のようにいつも気兼ねなく問答無用で返せるものではないため、それだけでもかなり辛いところだ。

売上を維持しようと特典をつけて記録を達成し、後の祭りとして残された不良品には目もくれない体制については、不満を抱いているところもあるだろう。持ちつ持たれつつというより市場を守りたいがために苦心した策によって小売業者に負担を強いるやり方をが横行している。今の日本の音楽市場において一番の問題点はこんなところだ。

今何聞いてる?

アメリカの苦難はまだまだ続く

後ほど詳しく記すが、昨今のアメリカでは音楽の入手方法としてストリーミング配信が人気急上昇となっている。音楽配信とCD売上という二本柱で市場を支えていましたが、ストリーミング配信が台頭してきたことで良いと感じるのは消費者だけで、レコード会社を始めとした市場はさらに萎縮することとなってしまうのです。このため、メジャーから離れてインディーズで活動しているアーティストたちもそれまで気にせずに要られた人々も、こうした変化に対してどう即していけば良いのかが求められる時代となっている。

日本の状況ばかりに囚われていると見落としがちだが、一番音楽で苦心しているのは他でもないアメリカだというのを覚えておこう。