現代風、音楽の楽しみ方とは

現代風、音楽の楽しみ方とは

日本での変革

潜在的にまだ可能性はある

世界的に見えればもうCD売上に関して期待を持てないと感じているレコード会社は少なくないはず。それくらい追い込まれた状況にあるわけだが、それでもいまだ日本の音楽市場においてCD売上は重要な市場という立場を揺るぎないものとしている。ですがその一方で先にも話したように、音楽を音楽として楽しむために発売しているのではなく、特典というものすごく分かりやすい俗物すぎる商法で購買意欲をそそるやり方が横行しているのも、危惧しなければならない点だ。そうした手段によって打ち出される記録によって、日本の音楽なるものの価値は高まるどころかむしろ品質そのものを落としているだけにすぎない。

ミリオンなど今の時代、特典を利用しなければ達成できるわけがない。依然として記録しているなどとメディアによって報道されても、真実味はない。これでもし特典を付けないでミリオンを記録したならきちんと評価できるが、出来るわけがない。何せ結果が目に見えているからだ、恐らく潜在的には今どきでいうところの万枚程度という1/100も売上は減少する程度のはず。そしてこうした点は誰もが知り得ているところでもあるため、企業は勿論業界としても気づかれても売れさえすればそれでいいとしているのかもしれない。

特典を付けなければ売れない、というのはアーティスト自身もよく分かっているはず。それを証明したとあるアーティストがいた。それまで安定した売上を特典とともに記録していたが、ある時試みとして特典を付けないでCDを販売するという、大胆な行動を表明した。結果は、それまでの売上と比べても半数にも届かない見るも無残な結末が数字としてはっきりと記されていた。売れればカチだ、そう表現されるようになってしまってから、日本の音楽産業はなにか違う方向へと傾いてしまったのかもしれない。

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何を求めるか

ただそうした中でもきちんと正当に評価されているCDも存在している。必然的に特典という存在も関係しているものの、それでも実力や音楽性を重視して制作している音楽家も存在しているため、根本的に全てが腐ってしまったわけではなさそうだ。好きなものにはお金をかけて当たり前、日本人には結構見られる特徴となっていますが、音楽業界でもそうした傾向は途絶えること無く続いている。それこそ先に少しだけ話した、今時珍しいアナログレコードを購入する人が増えてきている点にも繋がるのです。

レコードで音楽を楽しむとなったら、今は機材を集めるだけでもかなり難しい。CDとはまた違って扱いが難しく、保存状態なども加味すると中々上手くいかないという人もいるはず。やりたくてもやれない人もいる、機材にしてもそうだが、アナログレコードをこのご時世で購入しようとなったら店舗も限られている上、さらに値段的にも通常のCDよりもお高めな値段で取引されている。経済力に余力を持っていなければ出来ない贅沢な趣味と称しても良いかもしれない。

ところが、まだこうした状況にあるだけ日本はマシなのです。何せ世界の音楽はすでにネットへとその主戦場を変更しており、最近ではCDやアナログレコードを購入できる店舗はことごとく経営困難でと閉店、もしくは倒産という結末を迎えている状況にあるだけ、数こそ少なくなったがCD専門店が存在している分だけ日本の市場としては救いと言える。そしてそんなショップだからこそ売上を伸ばしてもらいたいとレコード会社ならではの切実な願いが込められているのかもしれないが、その意図は音楽を求める人の意図には決して当てはまらない。

今CDショップへ赴く人というのは、それだけ稀有になってきているのです。

何気に注目を集めている

こうした日本の音楽産業を支え、CD売上に貢献しているのがマイナー文化として見られていたはずのアニソンという分野だ。日本のアニメ産業の価値が世界的に認められ、毎年国際規模で開催されるアニソン専用のコンサートも開かれているなど、その盛況ぶりには日本のアーティストはこれ見よがしに乗っかろうとする。ですが既存のアーティストたちがタイアップするにしても、すでに市場としてはアニソン専用レーベルも存在しているため、そうした人々が中心として人気を集めている。

それまで業界の隅っこに位置しているようなアニソンが、いつの間にかCD売上としても目覚しい程好調な売れ行きを見せるようになっているため、業界もここぞとばかりに推し込んでいる。やりすぎて叩かれる場面もあるが、それくらい余裕はないというわけだ。

今何聞いてる?

新たな危険因子

しかしこうした状況下で更に日本の音楽市場が衰退しかねない事態が待ち構えているといえる1つの懸念事項がある。ただでさえ混迷しているというのに何があるのかと調べてみる、そこで出てくるキーワードは『ストリーミング配信』だ。アメリカの市場ではCD売上以上に昨今注目されている新しい音楽配信の楽しみ方となっていまうが、これを導入にしても現在の日本では認められていない。どうして認めないのかと考えると、ストリーミング配信が普及してしまえばそれこそ音楽業界に笑って済ませられない問題が巻き起こってしまうからだ。